コーヒー豆|アジア・オセアニア

アジアのコーヒー豆

パプアニューギニア プローサ フルシティ

■産地の特徴■
パプアニューギニアは1975年にオーストラリアから独立し、その後この地域でのコーヒー栽培は、世界で進んで来た大規模なコーヒー農園開発の渦に 巻き込まれることなく独自の路線で現在にいたり、森での自然本来のコーヒー栽培が変わることなく現在に引き継がれた世界でも稀な地域です。
コーヒーはパームオイルに次ぐ、第二の輸出農作物であり、250万人がコーヒー産業に関わっている。2014年か らは世界最大規模の設備を誇る液化天然ガス(LNG)の生産が始まり、その50%が日本向けに供給される予定である。他国にはない独特なシステムがこの国 に存在する。それを「ワントク・システム」という。パプアニューギニアの人々の間に「ワントク」と呼ばれる仲間意識がある。「ワントク(Wantok)」 は、「ワントーク(One talk)」(同じ言葉)を意味する。「同じ家族」、「同じ部族」という意味でもあり、優先的に助けたり協力したりする慣習がある。 コーヒーの主な輸出先はヨーロッパ40%、アメリカ20%、オーストラリア15%、日本10%、その他15%である。 カフェゼロサンでは2010年に「パプアニューギニア プローサピーベリー」を販売していました。久しぶりの「プローサ」です。生豆は大粒(スクリーン18UP)サイズがそろってきれいです。ハンドピックはしますが100gあたり1~2粒を取り除く程度。高品質で目減りしません。
生産地:東部山岳州オカパ地区 山岳有機農業組合(HOAC)「プローサの森」
1500m-1600m 天日乾燥及び機械乾燥 農園面積115ヘクタール
品種=ティピカ、ブルボン種、アルーシャ スクリーン18UP 規格=AA
精製方法=フルウォッシュド
オーストラリア有機認証(NASAA)
2016/17クロップ(グレインプロ仕様) 2018年2月日本入荷豆 ■味わいの特徴■
「適度な苦みと豊富な甘味がバランス良く調和」「まろやかでうまみたっぷり」
適度な苦みと豊富な甘味がバランス良く調和したパプアニューギニア「プローサ」です。まろやかでうまみたっぷり。クリーンなカップで後口がよいので、何杯でも飲みたくなりますね。きれいなコーヒー、バランスの良いコーヒーだと感じます。
焙煎度は「フルシティの少し浅め」です。
パプアニューギニアコーヒーらしさもありますが、高品質な中米産のマイルドコーヒーと比較したくなりますね。基本的に「バランス系のコーヒー」なので多くの方にオススメできます。

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